バイクポロやバイクトライアル、ランバイクなどに必要な48Hリムやバッシュガード、ハブ、ギアといったカスタムパーツを購入する際は、SLiCの通販サイトをお役立てください。ストライダーの大会などで、フォークオフセッターという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。そこで、フォークオフセットとトレイル長について解説します。

フォークオフセットとは、フォークコラム延長線と前ホイール軸との距離のことで、トレイル長はフォークコラム延長線が地面に接する点と、タイヤが地面に接している点の距離を指します。この2つはとても密接な関係にあり、ハンドリングと直進安定性に大きな影響を与えます。

例えば、フォークオフセットが小さいとトレイル長も短くなるのですが、そうなると操縦軸心と前ホイールの距離も狭くなるため、ハンドルの反応が良く、ふらつきやすいハンドリングになってしまいます。
一方で、フォークオフセットを大きくしてトレイル長も長くすることで、ハンドルは重く感じるものの、タイヤがふらつかず真っ直ぐ進むことができるのです。

直進安定性は、トレイル長だけではなくホイールベースも重要です。ホイールベースとは、前軸のハブ中央から後軸のハブ中央までの距離のことです。ストライダーの場合、このホイールベースが短いため小回りが利きますが、その分直進安定性が得られないという面があります。

そのため、高速でコーナーを走る際に車体が安定せず、転んでしまうケースが多いのです。
ホイールベースが直接操縦性や直進安定性に影響するわけではありませんが、ホイールベースを長くすることで加速や減速時の縦揺れを抑制できるため、ストライダーの操縦性を高めたい場合はホイールベースも意識しましょう。

どんな自転車にも必ずと言っていいほどフォークオフセットがありますがストライダーには純正では全くありません。フォークオフセッターは、ストライダーのフォークに取りつける延長パーツのことです。
これを装着することで、フロントホイールが前方に約4cmオフセットされるため、ホイールベースが長くなります。

そのため、直進安定性が向上し、また、カーブでハンドルが切れすぎるのを緩和することができるのです。
スタートダッシュ時やコーナリングの際にハンドルがブレて転倒することが多い方は、ぜひフォークオフセッターを装着してみてください。

▶ Y.Tさん

コーナーも安定したし、最高速も上がった。きっと付けると劇的に乗りやすくなるんだと思う。禁止されているレースもあるけど乗りやすくなるってことは安全に直結するもののはず。レースにとって一番優先されるべきものは安全性。それが確保されて初めて安心して競技に取り組めるんじゃないかな？

▶ K.Nさん

スタートダッシュでハンドルが暴れにくく、安定して力を無駄なくストレートを加速出来ます。
高速コーナーは安定して車体を倒して曲がれるので、選手も安心して攻められます。
結果、コーナースピードも上がります。タイトコーナーでも切り込んだ時に意図せずハンドルが切込み過ぎて転倒してしまう事の予防になります。使用していない選手の転倒が多発しているコーナーでも何回か救われました。

▶ Y.Tさん

娘が2歳の時に装着しました。まだバランスがうまく取れずフラついていた頃、装着すると安定感が増し、脚をステップに乗せてスーと乗る事が出来るようになりました。滞空時間？滑走時間？というのか地面に脚が付いて無い状態で進む距離が長くなったという事は、安定感が増したという事になります。一漕ぎで進む距離がのびるなら、レースには効果があると思います。